BEAL(ベアール) ランド 8mm×20m(収納ケース付き)買って一ヶ月経過もまだ出番なし。笑ザイル、つまりロープのことであるが、
登山道をごくふつうに登るのにはまったく必要が無い。
先人が開拓された(森林・植林に悪影響を与えない)谷ルートを行く場合にあっては
トラロープ(あの黒と黄色で編んであるビニール製のやつ)を設置してくださっていて
それらのロープを使うときには、劣化していないか?はずれないか?などの安全確認をしながらお世話になる。
ところが前回の高天谷ルートでは、arajinさんが念のためにと持ってきてくださっていたザイルがなければ
大変なことになっていた。
高天谷ルートはシャワークライミングでは有名なルートであって、登山ルートではなかった。
そんなわけで、必要性を感じて衝動買いした次第。
だいたい、ロープの使い方はもちろん、結び方すら知らないのに
とりあえずザイルだけ買ってはみたものの、知識ゼロ、経験ゼロで、おまけに高所恐怖症。
垂直なクライミングをするつもりは当面無いので、もっとゆるい軟弱レベルなシチュエーションで、
補助的に、あると大助かりな用途からまずは活用して行こうと思う。
ザイルが必要なところをわざわざ探して行くようなこともできれば避けたい。
今はそんな事を言っていてもエスカレートしていきそうな気もしないでもない。
さらに以下の本も買ってしまった。(「
山と楽人の旅」の山のまこまささんの紹介)
「イラスト・クライミング」阿部亮樹著/岳人編集部監修 東京新聞出版局 誰が最初に登ってザイル(ロープ)を仕掛けるの?
最後にどうやってそれを回収するの?
など、素人ではさっぱりわからない疑問をすべて解決。
装備品の基礎知識からはじまって、結び方から、システムである
シングルピッチ・ロアーダウン・マルチピッチ・懸垂下降・ダブルロープ・登攀(とうはん)まで
ぜんぶイラスト図解で解説されていて、クライミングをやるつもりがなくても楽しくて仕方がない。
特に今、アイガー北壁の栄光と悲劇を描いた伝説の名著「白い蜘蛛」という分厚い本を
読んでいるところなので、さらにより一層楽しめる。
沢ルートなどのザイルワークをはじめ、滑落防止の補助的な使い方などなど何かと応用できそうだ。
あの時ザイル買って持ってったのは、自分一人じゃなかったから、ちょっとした責任感からです。ほんま、念のためぐらいのつもりでした。
だから、ザイルの安全な結び方も使い方も、ま~ったく知りませんでした。
今思えば恐い話でしょう?? そんないいかげんな頼りないザイルに、キバラーさんは命預けてたんですよ?!
わたし自身が今思えば怖くなってきます。くわばらくわばら・・・
だから、その本私も欲しい。一人でザイル持ってってどうやってザイル回収すんの?? それって私もずっと疑問でした。
そのうち、キバラーさんに教えてもらわなあかんかも・・・?!