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いざ行かん、未踏の山へ!

金剛山 第171回  (2009.12.19) 

20091219-1.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分13秒)


先週末からたったの一週間で、まるで別の銀世界。
気温はなんと10℃以上の落差だ。
数日前に初冠雪があってからは寒くなるいっぽうだ。
そしていきなりアイゼンの出番。

katsuyukiさんと水越川公共駐車場で待ち合わせ。
約束の時間に30分くらい早く着いたとしても
katsuyukiさんはいつも先に到着されている。
いつもながら時間にきっちりの方だ。

今日はいつもより遅めの9時ちょうどに水越側からスタート。
しばらくダイトレを進む。
「金剛の水」の水場までもなかなか着かない。
なぜかいつもより距離を感じる。
雪のせいだろうか。
山頂の雪景色だけでも非日常的で目を楽しませてくれるのに、
今日のこのコンディションで、あえて未踏の新ルートを行く必要があるのか?
という思いもあるにはあったが、
2名様以上となると慣れたルートでは物足らない。
ちょっと冒険したくなるものだ。

「金剛の水」を過ぎてダイトレ方向に行くカヤンボの橋を越え、
しばらく進んでから沢に下りる。もみじ谷ルートのすぐそばだ。
今日の登りは「カヤンボ谷ルート」という未踏のルートだ。
大きな堰堤(えんてい)があるのがこのルートの最大の特徴と言える。
堰堤をすぎてからも沢伝いにひたすら進む。
途中一ヶ所分岐があったが、右へ行く方が進みやすそうという理由で右へ。
石ブテ系の谷や丸滝のような難所はまったく無い。
気づくと沢の流れもなくなり、そこからはようやく本格的に登りはじる。
新雪で雪深いのでアイゼンの出番がまだ無い。
前方に尾根が横切っているところが見えたので「もうあれはダイトレでは?」と
そこまで登り切ると、ルートでも何でもなく単なる尖った尾根だった。
だいたい「もみじ谷ルート」を跨いでもないのにダイトレに出るわけがないのだ。
その尾根伝いに右方向に進む。
尖ったその尾根はどんどん急峻になっていく。
新雪なのに滑って登りにくいので、ここでようやくアイゼンを装着。
急な登りが延々続くのに、気温が低いので汗かくこともなければアウターを脱ぐこともない。
どちらかといえば寒いくらいだ。
いつまでたっても道らしい道に出ない。
雪があるため、人が通った形跡というものが確認できない。
ようやく「サネ尾」と書かれた道っぽい所に出た。
奈良の爺々さんの資料によると、左に下りるとダイトレに合流し、
右に行くとサネ尾を行くことになるらしい。
ダイトレに出てしまったら冒険が終わってしまうので、
未踏のサネ尾を道なりに、つまり右に行くことにした。
途中、分岐でどちらに行けば良いのか判断しにくい所が一ヶ所あった。
その後、正しいはずの方向に行くものの、どんどん下っていく。
不安になるほど下っていくが、しばらく進むと登りに転じたのでひと安心。
杉の木にとても目立つ赤いマーキングがあるので、ほとんどそれを頼りに進んだ。
それはマーキングだったのか、林業の伐採の目印なのかわからないが、
いままでに見たこともないほど太くて赤いマークが密な間隔でつけれらていた。
廃墟の小屋を左に見ながら、さらに登っていくと、太くて赤いマーキングの杉は
そのまま追っていけないほどややこしい方向に続いていたので、
困ったなぁと悩んでいると、違う方角にテープを見つけた。
赤いマーキングの杉からは離れ、テープのほうに進む。
雪で下がどうなっているのか想像できないが、
もうそこはルートらしい足場ではなくなっていた。
黄色と黒のテープをさらに先で発見。
笹をかき分けるような歩きにくい状態の中を進んでいくと、
いきなり一の鳥居が見えた。
気がつくと道らしいものがあり、一の鳥居に続いていた。
とうとう最後までダイトレと合流することがなかったので道を間違えたかもしれない。

一の鳥居に出たところで所要時間3時間。
空腹をおぼえたので、そのまま山頂へは行かずに香楠荘へ直行。
山頂の気温はだいたいわかっていたので、カップ麺といえども外で食事するのは
不可能に近い寒さだから、最初から香楠荘で食べるつもりだったのだ。
香楠荘に入るとやっぱり生き返る。
暖かいし、広いし、そば茶も自由に飲めるし、食事もおいしいし。
食事中、ふと外を見ると猛吹雪になっていた。
食事後、下のルートから山頂をめざす。

山頂14時前の気温は氷点下4℃だ。
捺印後、しばらく雪景色を眺めてうろうろ徘徊した後、
太尾東尾根ルートにて下山。
下山中、風が強く吹き付け、とんでもなく寒かった。
今日も十分な距離を歩けて充電できた。

その他の画像は以下より。
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[ 2009/12/19 22:49 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(10)
こんばんは、
「カヤンボ谷ルート」次は行こうと思っておりました。

積雪すごいですね、私が思っていたより積もってます!

堰堤(えんてい)の梯子おもしろそうですね
動画拝見しているとすごく垂直に見えますが?

私も奈良の爺々さまのサイトを見て思っていたのですが
難しそうなルートですね、迷いそうです

私も明日行こうと思っていたのですが
只今4:16分、事務所にいてます
さすがに行くパワーはないです(悲)

12/23(水・祝)休めそうなので
絶対に行こうと思っております。
[ 2009/12/20 04:22 ] [ 編集 ]
寒い時にそいう道を歩くのは最高ですね!?

暑いときに歩こうという気はあまりしないコースですが・・・。(*^_^*)

私も昨日登っておりまして、久しぶりに香楠荘でキバラーさんお薦めの、ミニカツどん定食を食べました。

たまに利用するのも良いものですね!?
[ 2009/12/20 17:39 ] [ 編集 ]
昨日はお疲れさまでした。

「梯子を登るキバラーさん」自分で言うのも何ですが、なかなかいい絵が撮れましたと思いませんか?命がけ(?)で撮影した甲斐がありました(笑)。

登山を始めた今年の秋ごろは「冬に雪が降れば登山は出来ないな」と思っていましたが昨日の登山はその考えを根底から覆すものとなりました。
誰も歩いていない新雪の上を歩くことは登山の楽しみをまた々増やす結果となり今後もクセになりそうです。
楽しみにしていた「石ブテ谷シリーズ」が先に持ち越しになったのは残念ですが次のお楽しみにしておきます。
香楠荘での食事もたまにはいいですね、ただ貧乏人の私にとっては毎回はキツイですが…(笑)

昨日は道に迷ってしまい、家に帰ってルート図で歩いた場所を確認しましたが結局理解出来ませんでした。(?_?)
おそらくダイトレともみじ谷の間あたりを歩いていたのでしょうか?
キバラーさんのGPSログの分析結果が楽しみです、
「カヤンボ谷ルートの真実」期待しています!。

今後共宜しくお願いします。
[ 2009/12/20 19:17 ] [ 編集 ]
行きはよいよい帰りは...という感じで、水越側から登るとまた同じ場所に帰らなければならないのが面倒です。でもやっぱり長距離ならここからですね。お城の石垣のように見えますね。私も体験してみたいです。
昨日は寒かったですね。都会の吹きっさらしに長時間立ってました。山もかなり寒かったことでしょう。
私は今日、ワサビ谷から登りました。未踏の新雪を踏みたいが為のルート選択でしたが、思った通り今日は未踏でした。靴の輪郭が残っていたので、昨日誰かが登ってその上に雪が降り積もったのでしょう。多分... しかし行く先々に獣の足跡がありました。途中で気付きました。獣に先を越されている事に...(笑) 後から登ってきた人に先を越されました。下山してくる人が二人。変わり者もいるものだと思いました。自分の事は棚上げです。
まだ新雪も同然で、アイゼンは使いませんでした。ブレスサーモとジオラインで汗をかきながら登りました。今日は風がなかったのでよかったです。雪は降ったりやんだりでした。
[ 2009/12/20 21:25 ] [ 編集 ]
こんばんは。
遅くまでお仕事お疲れ様です。
この週末は行けませんでしたか。
23日のためにゆっくりと充電してください。

Takeshiさんもひそかに狙われていたんですね。
結局、正しいルートをトレースできていないように思いますので
またいつか再チャレンジしてみたいとおもいます。

堰堤、画像等で見るととんでもなく大きく見えますが、
実際はそうでもないです。
ただ、上から見下ろすと怖いくらいの高さに見えます。
踊り場があるので恐怖感はありません。
したがって、私の勝手な基準の「難所」とは認定していません。(笑)
実際、撮影のためになんど上り下りしたことか。。
所要時間3時間のルート中、15分くらいはこの場所だけで
消費していますので、差し引きしておいてください。

Takeshiさんのために、クソマルは取り置きしていますので!
[ 2009/12/20 22:01 ] [ 編集 ]
こんばんは。
アリスの父さまも昨日に登られていたのですね。
香楠荘であわやニアミスでしたか。
時間が違ったのでしょうか会えませんでしたね。
冬期の避難小屋替わりの香楠荘ですが、
さすがに私も毎度というわけにはいきません。

ミニカツ丼定食以外食べたことないので、
そろそろこの毎度パターンを脱却しないといけません。
[ 2009/12/20 22:02 ] [ 編集 ]
昨日はお疲れ様でした。

雪が降り積もる中での決死の撮影ありがとうございました。
下から見るとたいしたことない堰堤も、上から見下ろすと
かなり怖かったですね。

昨日のルートですが、ログで確認してみたら、
別にこれといって遠回りもしていなくて、まっすぐ山頂に向かってる感じでしたよ。

またいつかよろしくお願いします。
[ 2009/12/20 22:02 ] [ 編集 ]
こんばんは。
カヤンボ谷ルートは沢中心な感じですので、
寒い日が続くと凍結も考えられます。
冬期は安全のために避けられたほうが無難です。
それと、まだルートの最後のほうが検証できていません。
薮こぎの末に一の鳥居に偶然出た感じです。
いつか再度調査をしてみます。

都会の吹きさらしで立ってらっしゃったんですか。
お疲れ様でした。
年越しに風邪など引かれないように気をつけてください。

ワサビ谷ルートの序盤に、
ツルツルに凍りそうな岩場を越えないといけないポイントがありますよね。
凍ってませんでしたか!?
私も昨日は獣の足跡を何カ所かで確認しました。
イノシシと思われます。
警戒心が強いそうなので、うり坊以外はまず姿を見ることはないそうです。
わさび谷下山が変わり者ですかぁ!?
ひとり登山の時、下山にわさび谷をけっこう常用しますけど。。

ミズノのブレスサーモとモンベルのジオラインの組み合わせとのことですが、
どちらも肌着ではありませんでしたっけ!?
私はブレスサーモ+長袖の速乾シャツ+防風の薄手フリース(シャミースなんちゃら)
でしたが、汗をかくことはありませんでした。
たびたび立ち止まっていたからかもしれません。
今日は風がなかったんですね。
遠くから見ていたら、金剛山に雪雲がかかっていたので、
おそらく降っているんだろうなと思っていました。
下界でも時折ちらつきましたので。
[ 2009/12/20 22:03 ] [ 編集 ]
夜登さんの「夜景」からこちらに辿り着きました。
「金剛山登山道情報」のルート紹介より写真がきれいでわかりやすく、記事もおもしろいですね。
わたしも3年前から登り始めて、大峰とかに遠征する金もないので、もっぱら近場の山々を歩きまわっているうちに、最近では行くところがなくなってきました。
こちらで紹介されているルートでは、カタクリ尾根ルートっていうのがどこなのかわかりませんでした。お教えください。
わたしの歩いたルートの中で一番やばかったのは、おそらく高天谷とイワゴノ谷だと思います。奈良県側の未踏ルートの記事も楽しみにしています。
[ 2009/12/23 05:57 ] [ 編集 ]
arajinさま
はじめまして。
コメントいただきありがとうございます!
「金剛山登山道情報」の公式ページは、私もとても参考にさせていただいております。
むしろ私のブログではルートの詳細な説明はあえて避け、特徴や雰囲気、イメージを中心にしております。
3年前から始められたとのこと、私とほとんど同じですね。
高天谷とイワゴノ谷はまったく知りません。
ヒントをいただきありがとうございます。
研究してみます。
カタクリ尾根ルートは、ルートというほどのものではありません。
ロープウェイ駅から下のルートで山頂に向かう途中、ちはや園地という柱が立ってあり、そこから下れるようになっています。木場ルートに合流するまでの短い区間ですがら、何も特徴はありません。
水越側がひととおり確認できましたらば、奈良方面のルートへ遠征したいとおもいます。
ありがとうございます。

[ 2009/12/23 20:19 ] [ 編集 ]
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