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山は無数!思い立ったが吉日、気になる山に登りに行こう!

紀宝町 子ノ泊山 (2021.4.18) 

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子ノ泊山山頂にて

いろんな性格を持ち合わせる山、紀宝町バンザイ!

独特のユニークな山頂看板で知られる子ノ泊山(ねのとまりやま)。
あの山頂看板の実物を見に行きたいという思いはずいぶん前からあったが
その道程は果てしなく遠く、どう見積もっても家から車で最低でも4時間はかかる。
3時間なら行こうという気になれるが4時間は萎える。。
そんなこんなでなかなか足が向かなかったが、
やっぱりあの看板の横に立ちたいという思いは強く。
オチャラケた看板と言う人もいるようだが、あれは紀宝町の宝だと思う。
あの看板が無かったら行こうという気には一生ならなかったかも。
別に関西100名山や近畿100名山全制覇を目指しているわけじゃない。
行きたいと思った山にこそ縁があると思っている。
4時間、そんなに時間がかかるはずはない、もっと早く着くはず・・。
時間はともかく登山口に辿り着くまでがたいへんだった。
離合不可の狭く荒れぎみの林道を延々と走る。
前から車が来るはずもなさそうなところではあるが
運が悪いと落石の直撃食らう可能性もありえる。
写真で見慣れた登山口にようやく辿り着いた時点ですっかりお疲れ。
辿り着くまでが核心の山だ。
せめて山登りは楽であってほしい。。
山は周回しなければ、その片鱗しか知ることができない。
というポリシーを持っているのでなるべく周回したい。
一座一座を丁寧に歩き倒す。
ちなみに登山口までの往路は、十津川から熊野本宮大社を越え
丸山千枚田のほうへ大きく迂回して桐原方面から来た。
吉野、和佐又からの上北山村方面から来たとしても同じ時間がかかる。
復路は新宮に用事があったのでダメ元で浅里方面に抜けようと
やってきた方向とは逆へと林道を進んでみるも浅里へは通行不可看板。
そこは分岐になっていたので通行可能な方へと。
これまた延々と長い舗装林道をまだかまだかと進んでゆくと
都合よく新宮市内に着地できた。
新宮からは国道42号線、309号線と上北山村方面から吉野経由で帰った。

さて、山である。
干支の子年の名の付く山は全国でもここだけだそうである。
子ノ泊山の山頂名物ピカチウもどきのユニークな看板。
ついに実物を目のあたりにできるという期待だけがあって
山そのものはどんな感じなのかまったくわからない。
歩いてみないとわからないが、特筆すべきところが何もなさそうな予感。
かつて遭難が多く、平成15年以降15名が遭難していると紀宝町の公式サイトに書いてある。
おそらくそれは現在は崩落で廃登山道となった浅里登山口ヤケ嵓(ぐら)という
核心部を通るコースではないかと思ったが、
どうやら下和気登山口からのルートのほうかもしれない。
今回はどちらも通らない。
植林帯中心の取り立てて特徴の無い和歌山や奈良にありがちな山じゃないかなと
まったく期待せずに行ってみたら意外と変化に富んでいた。
岩ゴロ、急登、植林帯、なめ滝、自然林帯、展望、廃林道、ナイフリッジ、
苔ゾーン、渡渉などほぼ全部入りかも。
あとは芝生弁当広場が無かったくらいかな。(^^ゞ
先週末、先々週末とハードなルートで疲れたので今回は程よい短さで楽できた。
強くて冷たい吹き付ける風だけが辛かった。

詳細は以下より。
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Geographica+GPSログ  ★反時計回り周回
山と高原地図の高野山・熊野古道編にも掲載があるが小さいので省略。

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移動の道すがら、妙義山のようにキザギザした稜線の山があった。

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いよいよ近づいてきた。あれが子ノ泊山か?!。

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朝5時半くらいに出たのに、この駐車地に到着は10時前という。。
荒れ気味の狭い林道を延々とここまで辿り着くのが大変だった。
帰りに使った新宮側へ下る林道のほうが走りやすかったがそっちは長すぎた。

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桐原登山口

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鍵のかかる登山届ボックスや記念スタンプ、登山地図まで入っていた

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登山地図を1枚いただいて帰ったが、
こちらのサイトにはアップデートされる前の地図が掲載されていた。
それには遭難の多い下和気登山口のルートの記載があった。

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ハシゴを登って取り付く

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岩ゴロのいきなりの急登ゾーンだった

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斜度がすごい

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平和な植林帯に突入

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平和すぎて、この雰囲気のまま山頂に到達するんじゃないかと思った。

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ちょっと様子が変わってきたぞ。

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なんでもない看板であるが、
日付を見ると、なんと31年も前のだ。
ってことは僕は何歳?

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徐々に馬酔木混じりとなる

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自然林帯に突入。
ピンクリボンが多すぎる。

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稜線へのトラロープ急登となる。

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斜度はこれくらい。

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稜線に乗るといい雰囲気になった。

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誤伐なんてあったのか。

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快適なトレイル

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うほぉ~、これは珍しい。
ナメの滝がこのようにフラットのまま延々と下に落ちていっている。
まさに急流すべり。
この山全体が岩でできているということなのかな。

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ナメを渡渉した直後

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時々登場するこの看板にはうっすらと数字が振ってあり、
登山口にあった登山地図の番号と連動している。

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山頂が近づいてくるとシャクナゲゾーンになる

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いよいよ山頂だ。
あの看板がもうすぐ!と興奮気味。

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あったぁ!これこれ!
子ノ泊山山頂にて

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バンザイ! バンザイ!
この看板は紀宝町の宝だ!(≧∇≦)

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登山口にあった赤スタンプと、山頂の青スタンプを
備えてある治具を使って正確に重ねて押すと完成する仕掛け。

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看板の正面には熊野灘を望む大展望。

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オチャラケた看板が苦手な方用に他のタイプの看板も多数。

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謎の物体を発見。
いじくり回すも正体不明。
ネットで過去の写真を見ると、四角いが鏡餅を模したものだと思われる。
ミカン(ダイダイ)に相当する部分が無くなっていた。

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来た方向とは反対方向にトレイルは続いており、
廃林道に一旦合流する感じ。

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昔の山頂のシンボルか?
何やら文字が彫ってあったと思われるも風化がはげしい。

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看板の裏側は山並みの展望

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看板を横から

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看板の裏側
山が好き 人が好き 三重・津・山ねずみ
日付は判読が難しい

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山頂を離れてすぐにあった看板
下和気登山口に下るルートはそんなに難所なんだ?

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廃林道をしばらく歩く

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尾根登山口って何だ?
登りになっていたし、スルーして先へ進む

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しばらく進んでルートミスだと気づく

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正しいルートに復帰するもあまり踏まれていない感じ
吹きすさぶ強風が寒すぎてフードをかぶる

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七十五人塚
ばけたん、やや反応あり

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下り基調かと思っていたら多少のアップダウンがある

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このあたりの植生はこんな感じ

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稜線の両端は急斜面だ

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ヤケ嵓(ぐら)への分岐

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1983年に新宮山彦ぐるーぷさんが新道を開設したが、ザイルのメンテが大変なので撤去したため
ノーザイルでの下降は危険なので平成25年に廃道としたそうだ。

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ヤケ嵓の頭まで行ってみることにした

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ヤケ嵓に到着

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熊野川を見下ろす大展望だった

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これより先は両サイドが切れ落ちたナイフリッジになっていたが少し進んでみた

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熊野川が青い

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ウルトラズーム

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熊野灘側をズーム

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正面の山に何やら白く光る箇所を発見!滝か?

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スーパーズームしてみたらやはり滝っぽい

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ウルトラズーム!
滑滝か?

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さらに前方の山の頂きには小槍のようなものが

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ウルトラズーム!
どこの山だろ。。

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登山道の分岐まで登り返して戻る

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分岐には新宮山彦ぐるーぷさんのこんな看板もあった

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分岐からは平和に下山かと思いきや、
転落するとちょっとヤバいヘツリゾーンなどもあってあまり平和ではない。

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ここを右折れ

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金剛山みたいな植林帯になった

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子ノ泊山にある岩には、このように丸っこいものが多い
右へ左へ渡渉に次ぐ渡渉を繰り返す

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苔が美しい

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ようやく林道に着地
長かった

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桐原尾根登山口となっていた

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この舗装林道もそこそこ長かった

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途中、カモシカに出くわした。

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スタートが遅かったが、そこそこ早く下りてこれた
おつかれさん
[ 2021/04/20 19:29 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(6)
「子ノ泊山・906.7m」ロングドライブ & 周回登山
お疲れさまでした。

ここは山ラン(山頂無線)の計画外で
鉛筆登山(机上プラン)だけで終わっています。

西南西、約21.4キロの「大塔山・1122m」(2008/05/04)
くらいまでが過去の移動範囲です。

ニホンカモシカとの遭遇&激写は貴重ですね。
私は大峰山系の林道で目撃(一度のみ)
車の前を横切る一瞬のことで撮影は出来ていません。

4/18(日)
10:24~12:26 JH3JFF/3「大日岳・1094m」➝←
JO3WXQ/3「子ノ泊山・907m」交信のチャンスあった?


[ 2021/04/20 22:39 ] [ 編集 ]
JH3JFFさん未踏でしたか。
登られてると思ってました。
計画には上がっておられたんですね。
大塔山、名前はよく耳にするのですが未踏です。
どのような山なのか気になるところです。
土曜日が雨だったからですが日曜日に遠征は珍しく、お昼には電波で確実に繋がったことでしょうね。
あいにくの強風下、風を避けてなんとか昼食、ゆっくりする暇もなかったのとデジタル機しか持って行っておりませんでした。
今後、日曜日に山登りに出かける際はJH3JFFさんとつながることを意識して必ずアマ機を持っていくようにします。
[ 2021/04/21 06:37 ] [ 編集 ]
たしかにここは遠いですよね。
きょうみはあるものの、なかなか手が出せないエリアです。
キャンプをしながら回ってみたいと思っています。
山に行く時に参考にさせていただきます。

飛雪の滝キャンプ場で一泊なんて考えていましたが、実行には至っていません。
[ 2021/04/22 20:36 ] [ 編集 ]
熊野本宮大社あたりまでなら道やトンネルが整備されてあっという間なのに、そこからさらに一時間半もかかりました。
どんだけ山深いんでしょうね。
飛雪の滝キャンプ場、調べてみました。
なかなか良いところですね。
そこを起点に回るとしたら私ならどの山を狙うかなぁ。
考えるのが楽しみになりますね。
[ 2021/04/23 21:21 ] [ 編集 ]
今度は三重県南端ですか? フットワーク軽いですね(笑)
和歌山県から南の植生は、冬でも肉厚な常緑の葉が茂る照葉樹林が優勢になります。照葉樹の森の影の濃い暗さがちょっと苦手です(笑)。大阪府の山でいうと、紀泉高原にも照葉樹が多くなりますね。
記事を拝見していて、登山道の途中でナメ滝を横断する場面があり、少し驚きました。えっ、キバラーさんが歩いていたのは尾根道でしょ? それってどんな地形なん? 俄然興味をそそられ、地理院の地図を探すと、それらしい地形に出くわしました。地理院の破線で示された登山道と、キバラーさんが実際に歩かれたGPSの軌跡がわずかに一致せずずれた所、子ノ泊山山頂の手前くらいでしょうか。 ここだけ、わずかに稜線が二重になり、その間に短い谷らしき地形が見られます。ナメ滝の水はここから流れていたんですね。地図の等高線で見ると、この滝はおそらく尾根の北側の渓谷へ流れ落ちていそうです。不思議な光景を想像して、少しわくわくしました(笑)。
もう一つの見どころは、ヤケ嵓の頭です。尾根の先端から見下ろす熊野川の大展望もすごいですが、その先の切れ落ちたナイフリッジの尾根にそそられます。地図の等高線で見てもその険しさが窺われます。そして、こんな尾根にわざわざザイルを設置して、登山道を開拓した「新宮山彦グループ」の人たちって、どれだけ好き者? って思ってしまいました(笑)。地理院の地図にある破線が、おそらくその登山道ですよね。まだ、この登山道が通れた頃、一回歩いてみたかったです(笑)。
[ 2021/04/24 03:27 ] [ 編集 ]
arajinさんの洞察力、考察、好奇心、には頭が下がります。
そこまで深いところまで考えたこともありませんでした。
ナメの滝は、arajinさんのおっしゃるとおり山頂の少し手前で
https://www.city.kumano.lg.jp/sisei/syoubou/nenotomari/tozan.htm
の登山地図(地形図)にあります山頂の右手の●1番のところです。
渡渉を終えた直後の看板に数字の1とありましたので。
不思議な光景でした。
あんなのを見たのは初めてです。
ヤケ嵓の新道(廃道)ですが、頭の先端を避けるように引かれている破線がまさに登山道だったようです。
その落ち口に気づかずもう少し先端まで行ってしまいました。
ザイルが必要なほどの垂直な落ち口なのか上から確かめたかったです。
じっくり考えながら歩くといろいろ発見があるのが低山の楽しいところですよね。
[ 2021/04/24 23:40 ] [ 編集 ]
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