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山は無数!思い立ったが吉日、気になる山に登りに行こう!

宍粟50座 三室山・空山 (2021.4.10) 

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三室山山頂にて

意外や意外の隠れた名山だった

先週の鈴鹿は低気圧もあってか、けっこう長くて疲れたので
今回はもっと楽して昼寝できるくらいな山でゆっくり過ごしたい。
近場でがんばらない山登りのつもりが。。
週末土日があまりにも天気が良さそうなので、
候補としてリストアップしている山でどこに行きたいか?
と考えるも行きたい山が定まらない。
先週のついでに連続で10座を終わらせるか、鈴鹿の別の未踏に行くか
天気が良いなら展望のある山がええよなぁ。
しかし、わざわざ遠くへ行ってもどこにでもありがちな山ばかりだろうと
夜中に行き先を考えるとついセンチメンタルになってマイナス思考になりがちだ。
地図を眺めていてふと目に止まった平成之大馬鹿門だ。
2016年10月に「後山」に登ったときにその存在に気づき
わざわざ行ったみた平成之大馬鹿門
対になっているもう一つの平成之大馬鹿門が存在することを帰ってから気づいたが
それがある空山だけをわざわざ行くのもマイナーすぎだなぁと気づいたら
はや5年も経過してしまっていた。
空山と近くの三室山とやらをセットで周回している人のレコに気づいたが、
15km越えを遠方の日帰りでは先週の二の舞だ。
なんとか短くならないかと考えた結果、前半はバリエーションとマイナールートの併用。
後半はマイナールートでの三室山へ登って一般登山道で下山。
約12kmと少しだけ短くはなったが、バリエーションの激登りや
マイナールートゆえの障害物巻きなどで疲労困憊。
前半だけで十分疲れたので、大通峠から舗装路で下山しようかとも思った。
しかしながら、あと少しだけ、もうちょっと、あとちょっと・・・と三室山に進み、
1,111mピーク付近で遅い昼にした。
スタート9時、時間にしてすでに13時半になっていた。
自分にとっては短い、たった一時間の休憩後、体力も気力も回復。
クールダウンも通り越して寒くなったので三室山へと進行することにした。
時すでに14時半である。
ピークには大展望があるという程度にしか期待していなかった不人気な山と言われている三室山。
まさかの意外性のある個性的な山だったので本日の核心はこっちだったといううれしい誤算。
三室山の大通峠側面は、大峰の最深部七面山のあけぼの平を彷彿させた。
山頂直前の最後の急登は、すでに疲れきっている身には堪えたが
展望はさすが遮るものにない355度の大展望で期待以上だった。
目前にはどっしりとした存在感のある氷ノ山がそびえる。
あまりにも眺めが良くて時間を忘れ、気づいたらもう16時20分。
三室山山頂からの下山は一般登山道でコースタイムが一時間半だ。
一般登山道なので平和にスムーズに一気に下れると思いきや
これがあまりにも予想外すぎて意表を突かれた。
まずは垂直に近い鎖場があって慎重に下らなければならず、
さらには大峰で言うところの七曜岳から無双洞の中間くらいにある
道迷いしそうなステージが幅広すぎて踏み跡見失う。
しかもまだかまだかの長尺ぶりにはマイッタな。
これ、三室山単品を一般登山道ピストンで登ったらどんな感じなんだろ。
その魅力の半分しか知らないまま終わるのではないだろうか。
山頂からは見えないあけぼの平風の西尾根はもちろんのこと、
日本庭園風に見えたという北側の尾根も行ってみたくなる要素がたっぷりあった。
今回は時間切れと体力切れで歩けなかった竹呂山も続きで行けるので
季節を選ぶものの再訪ありな山だと思った。
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左:山と高原地図2013年版 右:2021年版  ★時計回り周回
更新されてるんじゃ?と思って帰ってから2021年版を購入した。
竹呂山や空山に一般登山道ができていたりと変化が大きかったが、
三室山に関してはあまり変化がない。

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Geographica + GPSログ  ★時計回り周回

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登山者駐車場(無料)
ピーカンの青空だ

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来た車道を下る

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下る・・

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ミツマタが少し群生

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「三室の滝」というのがあった

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沢まで下ってみると、なかなか見応えのある滝があった

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水は澄んでいて美しい

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ここから獣避け柵を開閉してしばらく林道を進む

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等高線が緩やかで取り付きやすいところから尾根へ

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等高線が穏やかであっても実際の地形はもっと複雑な場合あり
今回もつかまり立ちしながら激登りの箇所多数。

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障害物越えもあったりで後々の余力シロがどんどん削がれてゆく。

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やっと穏やかになったかと思いきや・・

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下って激登り返しのVゾーンだったり。

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空山東面直下は植林帯なのでショートカットしたらまた激登り

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ようやく空山へ向かう一般登山道の稜線に合流した。
スタートしてから約2時間も経過。

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しばらくするとついにアレが見えてきた

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「空山」にて
後山のそれと対峙するもうひとつの「平成之大馬鹿門

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平成之大馬鹿門 SORA(空 充秋)と彫られている

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平成之大馬鹿門は5つのブロックを
ジグソーパズルかバランスロックのように組んでいる
空山のそれは、九九六~千まで。
ということは後山のは何番から何番だったのか?
そしてさらにその他の番号のロックがどこかに存在するのだろうか?

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台座にはまさかの謎のスーツケースが置かれていた
この上に立つと後山にある大馬鹿門が見えるのかと思ったが
乗ろうとすると薄くてブヨブヨしていたので立てなかった。
恐る恐る開けてみると・・・恐ろしくて書けない(≧∇≦)

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気を取り直していざ大通峠に向けて移動
空山までの一般登山道を過ぎるとたちまち踏み跡薄くなる

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大岩を巻いたり・・

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障害物を避けたりと決して平和ではない

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三室山への展望が現れるもまだかなり遠い

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何やら人口的な石積み跡があったので
後で位置を確認するためにNコードカメラで撮影しておく

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またもや障害物

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やっと展望が開けて峠が近いかと思いきや、まだだった。。
ぜんぜん近づいてこない三室山

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下って・・

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また登り返して・・

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ようやくここを下れば大通峠だ
遠くに(右遠方)に氷ノ山。
手前の独立峰みたいな美しい山はどこだ?
帰ってからの調べで「くらます」という山(登山道なし)だと思われる

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「くらます」をスーパーズーム

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氷ノ山をスーパーズームするとまだ雪渓が残っていた

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大通峠にて
もうここから下山したいくらいお疲れぎみ
長尺なこの舗装林道を下らなくても、
直滑降するような旧道が存在することが帰ってから判明

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登山道は無いので、あとちょっと進んでみて大変そうなら引き返そうと
もう少し、あとちょっと、せめて1111mピークまでと進むに従って良くなってくる

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1111mピークを過ぎたところで昼の大休憩をしたら体力も気力も大回復。
どんどん先へと進む

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ますます良い雰囲気になってきた

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前半の悪戦苦闘を相殺してくれるような良いところ

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わぁ~お、この稜線の美しさよ

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ごきげん、ごきげん

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前方に広大な芝生広場か?!

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三室山がだいぶ近づいてきた

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芝生広場ではなかったが、ここは別天地

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どこを切り取っても絵になるなぁ

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実は膝の高さほどのクマ笹ゾーンだった

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それでもこの風景ならゴキゲン

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あっちの尾根に日本庭園か?!

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血管がまとわりついているような樹

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前半の苦労した事などいつの話よ?ってくらい平和

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最後は急登の直登かと思いきや、やや巻きは意外
何を避けての巻きだ?

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日本庭園みたいだと言ってた北尾根があらわに

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歩いてきた空山方向を振り返るとポツンと雲

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ついに三室山山頂に到着(16:00)
355度の大展望をほしいままに

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大通峠から旧道を60分で下山できたみたい

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何か目立つものがある山はあるかと東方向を見やると
かなり遠くに何やら鉄塔が林立するような山が見えた(矢印)
どこの山だろう?

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スーパーズーム
あれだあれだ

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またもやドットサイト照準器で狙う

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ウルトラズーム
砥峰高原を歩いたときに行きそびれた暁晴山だった

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周りの山々よりもひときわ高い氷ノ山の存在感がすごい

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氷ノ山もウルトラズーム!
あの見覚えのあるサザエさんの三角屋根の避難小屋が見えた。

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遊びすぎて寒くなってきたところで時計を見ると16:20だ
下山を急ぐ

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ここからは一般登山道なので平和に下山かと思いきや・・

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垂直に近い鎖場に・・

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踏み跡を見失うほどの迷える森

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どこを歩けば?の森

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踏み跡見失ったけどとりあえず下るゾーン

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方向は合っているが踏み跡は無いに等しい

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踏み跡あるも薄い
こんな一般登山道は見たこともない

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案内板が落ちてると思いきや・・・ガクッ

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大峰山系みたいな・・

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たいがい膝がくたびれてきた。。。

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やっと林道に着地
ここからこそ平和かと思いきや・・・

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登山道のほうがマシなくらい歩きにくいガレガレの道となる

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やっとやっと舗装路

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舗装路から逸脱してショートカットを試みる

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無事成功

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ようやく駐車地が見えてきて下山完了

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帰り道、こんなところにもあった空充秋氏の作品
[ 2021/04/12 21:48 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(10)
宍粟50名山 唯一訪れたのが 段ヶ峰
初めて山蛭に献血した思い出があります。
三室山、後山等計画したことはありますが、実現しておりません。
この辺りの山の稜線が素晴らしいですね!
参考にしたいと思います。
良き・・・・・ 
[ 2021/04/13 10:44 ] [ 編集 ]
段ヶ峰、良いところでしたがあそこもヤマビルの山だったのですね。
あの辺りの山は遠くを見通せる天候でありさえすれば他にはない広大な展望が楽しめるという点で関西では他にないほどの魅力があると思っています。
ただ、移動の交通費が。。
飲食店が少ないのも残念です。
登って楽し、下りてから美味し、という山域が理想ですね。
[ 2021/04/13 20:17 ] [ 編集 ]
宍粟のお山、この季節ならまだヒルも出ないでしょうから安心して歩けますね
いい景色~!
と思ったら、何と照準器が(^^♪
買われたんですね
オリンパスのですか?
私は探鳥で三脚を立てる時にしか使いませんが、手持ち撮影の時の使い心地はいかがですか?
遠くの目標物は、見つけやすいかもしれませんね

う~ん、謎のスーツケースの中身が気になります・・・
[ 2021/04/14 07:13 ] [ 編集 ]
「空山・901m」(平成之大馬鹿門)
「三室山・1358m」、宍粟50山周回登山お疲れさまでした。

[三室山] 山頂からのウルトラズーム。「氷ノ山・1510m」山頂の
避難🔺小屋もくっきり、好天に恵まれましたね。

私の山ラン(山頂無線)は宍粟50座の40山位が未登です。

2002/11/23
「三室山」と近傍の「三久安山・1123m」
(音水湖の東北約 2キロ)の
二座ゲットしています。

[ 空 山 ]は見落として未登。・・・><;
平成之大馬鹿門・台座前スーツケースの中身は
横溝正史の小説に出てきそうな・・(QQ)/・・?


[ 2021/04/14 09:36 ] [ 編集 ]
遠征はいろいろ負担が大きいですが、いまこそ集中して行っておかないとヒルの時期には行かないですからね。
宍粟はほとんどの山はヒルなんでしょうか。
照準器はSACHIさんの影響で同じモノですよ。
手持ちだと動くものを追うには良いのですが、静物となると。。(^^ゞ
スーツケースの中身ですが・・どこかよそのレコで載ってないでしょうか。。アレは何というか。。人の名前の書いたものがたくさん、他にも謎の・・・
[ 2021/04/14 18:50 ] [ 編集 ]
三室山から見る氷ノ山の存在感がすごく、久しぶりに再訪したくなりました。
JH3JFFさん、宍粟は10座ほど登られたのですね。
三久安山というのは名前すら知りませんでした。
調べてみます。
中身は・・そう、生首ならぬ。。(≧∇≦)
[ 2021/04/14 18:53 ] [ 編集 ]
写真だけで充分伝わります。キバラーさんの興奮が。
美しい稜線ですね~ 歩いてみたい!!
しかし、ここって鳥取県境ですよね?
地理院の地図で見たら、鳥取県境って、1000m~1300mくらいのピークが数珠つなぎに延々続いてますね。
まるで、奈良県の台高山脈みたいじゃないですか!!
でも、遠いな~
私には無理か(笑)
[ 2021/04/15 21:42 ] [ 編集 ]
奈良・和歌山の山々とも違う、ましてや鈴鹿とも比良とも違う。私の勘ですが、兵庫県の山々はなぜか寛容で自由な感じのする山域だと思っています。その寛容さゆえに同じ距離でも和歌山ではなくコストのかかる兵庫県の奥地にわざわざ行きたくなるんですよね。
登山口にキャンプ場のあるような山でじっくり腰を据えて入り浸ってみたいところです。
日帰りではもったいないです。
これでも季節が変わるとまた印象が変わるかもしれませんが。
わかっちゃいないのに、奈良・和歌山は方向感覚や勝手がなんとなくわかっているつもりになりがちなのですが、兵庫県の山々となるとその感覚が一切通用しない距離感もわからない緊張感というのでしょうか、表現が難しいです。(^^ゞ
鈴鹿の独特で厳しいところも個性的で印象深いですが、広大な兵庫県が最近は好きです。
まもなくヤマビルシーズンですね。
そうなるとこれまた作戦が変えざると得ないところです。
そうこうしているうちに今年もあっという間に終わるという感じでほんとに一年一年が短く、いつももう後がない、残された時間があまりない(山に登る適齢期)という焦りにも似た感覚が顔を出してきております。
[ 2021/04/15 22:22 ] [ 編集 ]
またまた、珍しそうな山に行ってますね。
キバラーさんの、探究心は尽きませんね。
[ 2021/04/16 22:33 ] [ 編集 ]
いまの時期でないと快適に登れない山を多少遠くても集中的に登りに行ってます。
初夏に突入するとまた作戦が変わってくるので未踏の山選びは難しいです。
なるべく静かで不人気な山が好きです。
[ 2021/04/17 09:00 ] [ 編集 ]
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