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山は無数!思い立ったが吉日、気になる山に登りに行こう!

京都西山 半国山・烏帽子岳 (2021.2.20) 

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半国山山頂にて  <磨崖碑>

変化に富んだステージが楽しい

別名、丹波富士とも呼ばれる半国山(はんごくやま)は、丹波・摂津・播磨の三国が
それぞれ半分見られるとか三国にまたがっている山だとかで名付けられたらしい。
山頂には象徴的な、ケルンを連想させる不動明王像の磨崖碑が山頂にあるという以外は
これといって特筆すべきものがなさそうだなぁと思いきや、
行ってみたらまさかのルーファイがあったりと変化に富んでいてなかなか楽しかった。
独立峰的な富士と形容されるだけあって山頂まで登り切ると
下山中には登り返しが一切登場しないのが楽チンで良い。
さすがはなんとか富士、これからは富士シリーズだ!なんてね。
ただし今回は、明智光秀の神尾山城跡を確かめるためにわざわざ登り返す
遠回りルートを歩いたが、城跡こそなんの跡形もなかったが、
金輪寺(きんりんじ)を包含する城跡の面影を一体として体感できた気がする。
初めて挑む山というは、予習段階で写真などを見てざっくりイメージしていても
行ってみたらその予想が大きく外れていたという事はよくあって
むしろをそのギャップが楽しみの一つにもなっている。
それゆえに予習はほどほどにあまり詳しく調べすぎないで挑むのが好きかな。
たまに下調べをしなしさすぎて、帰ってからの復習段階で
近くにそんなのがあったんなら立ち寄ればよかったなぁ
という失敗もたまにはある。(^^ゞ
今回、大峰でお会いしたことがあるnono720さんの周回ルートを参考にさせていただいた。

半国山は774mほどの低山なので夏場には登りたくない冬季向きのターゲットであった。
以前、下調べしたときは赤熊ルートの取り付き付近に駐車するとメモしていたが、
駐車場らしいものがあるわけではない様子。
そこで今回、宮川神社・金輪寺の駐車場が利用できるようなのでそちらに行ってみた。
今回、反時計回りということで赤熊ルートから登るために舗装路を移動。
取り付きから獣避けゲートをくぐるとそこは幅広のゴキゲンなトレイル。
スタートから清々しい爽やかな雰囲気からしてすでに予想外。
しかしそれも長くは続かず終点となり、いよいよ登山道へ。
いつぞやの風水害で登山道は荒れ、ピンクのリボンにて巻道へと誘導される。
写真を撮りながら登っていると、後から来られた2人があっという間に抜いて行った。
渓流沿いの荒れた登山道は冬枯れシーズンの今でもやや薄暗い。
沢の水は澄んでおり、かなりキレイなほうである。
滑りそうな岩のあるガレた登山道はやがて二手に分かれようとしたその時、
上から見たことのある人が下りてきたと思ったら抜いて行った2人だ。
「あれ?もう登って来られたんですか?」と声をかけると、
「この先に危なっかしい難所があったのでやめて引き返してきました」とのこと。
どんなところなのかひと目見たかったが、その後すぐに分岐となり
計画ではその分岐を2人が下りてこられた左の赤熊ルートを峠まで詰めるのではなく、
先に烏帽子岳へ登る予定だったので右へと進んだためどんな難所だったのかわからずじまい。
ようやく斜度のあるあまり見通しのない天然林帯を登り始めるとようやく暑くなってきた。
稜線の鞍部に登り切って右手を見ると、急登と巻道の二手に分かれていた。
とりあえずピークを目指して急登のほうへ距離にして150mほど登って烏帽子岳に到着。
フラットでそこそこ広い快適な山頂なのに三角点も山名板も無いのが残念だった。
そこからは鉄塔のある開けたほうへと下り、踏み跡を辿って鞍部に戻るプチ周回をした。
やや方向感覚がおかしくなりそうな感じではあった。
鞍部から登り返しでこの先ずっと一本道の単純な登山道を辿るだけだと
気楽にかまえていたら、まさかのルーファイとなってややこしかった。
踏み跡も薄く、油断していると別尾根に誘いこまれそうだった。
右往左往していると妙なものを見つけてしまい、下山後、亀岡警察署へ届けた。
半国山への手前ピークを下りきった峠(鞍部)が赤熊ルートとの合流点であり、
牛くくり広場となっていた。
テフロン製のたまご焼き器のぶら下がるそこからはピークまで長い登りで、
一部は残雪が残ってドロドロで滑りそうになる。
ピークまでの間も植生が変化に富んでいた。
それは他のどこの山とも形容しがたい感じ。
ピークに到着すると男性が一人だけおられた。
山頂は広くてフラットな弁当広場適地でもあった。
もう腹ペコすぎて早く昼休憩にしたかったが冷たい風は強く、周辺をうろついて適地を探すも断念。
千ヶ畑から登ってきたというその男性とは延々と立ち話をすることになり、
山頂から見渡せる山をひとつづつすべて教えてもらった。(^^ゞ
いつしか男性は下山してしまい、自分も後を追うようにピークから離れる。
山頂周辺での昼休憩を我慢した甲斐あって、
下り切ったところには寝転んだまま運動会できそうな広さの落ち葉積もる
快適な場所があったのでようやく昼食にありついた。
登山開始して5時間後のことであった。
あ、もうこんなに文章が長くなってしまっている。

続きは以下写真のインラインにて。
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Geographica + GPSログ  ※反時計回り周回
赤矢印は迷いやすいポイント(拾得物発見場所)
青矢印は気持ちの良い昼休憩ポイント

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山と高原地図2020年版 + GPSログ
赤熊ルートの一部がヤマコー圏外。。なぜゆえに
山頂で出会った方が千ヶ畑から登られたということで範囲に含めてみた

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下調べしていた駐車地に向かうと何やら表示版が・・

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わざわざ登山者向けに無料駐車地を作って開放してくださっている金輪寺
ただし、大きな車は入口が厳しいので赤熊ルートの駐車場のほうがオススメ。

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あらかじめ下調べていた駐車場を確認に行くと・・

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なるほど。
ここから登ると宮川コースになる。

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しばらく村の中を通って・・

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舗装路移動で赤熊ルート取り付きへと向かう

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ここを右へと進むと赤熊ルートの取り付きがある

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年季の入った案内板では、ここは赤熊コース。

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獣避けゲートを開閉して中へ

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音羽渓谷伝いの快適なハイキングコース

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苔むした園庭があったので先端まで行ってみた

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高度感ある 沢の水は澄んでいる

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この音羽川→本梅川→保津川→淀川へとつながっているそうだ。

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ほどなく快適な道の終点となる

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山ノ神さん

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ここからガレた登山道となる

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この上を歩いたほうが歩きやすい

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音羽の滝

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この滑りそうなステージを直進する

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右へと進んだ。
左へ直進すると赤熊ルートを峠まで詰めれるが
下りてきた人いわく難所があったという

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烏帽子岳へはこのようなステージ

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前方に尾根の鞍部が見えてきた

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鞍部にて
烏帽子岳には右の急登を登る

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烏帽子岳山頂にて

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鞍部への戻りは、鉄塔のほうへと下って周回することにした

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鉄塔があるとつい真下から撮ってみたくなる

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鉄塔があるだけにあたりは伐採されていて開放感があった

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鞍部に戻ってきた
ピークをひとつ越えて峠(牛つなぎ広場)へ向かう

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登り返しとなる
踏み跡乏しいが快適

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部分的に雪が残る

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迷えるピーク周辺
なにやら書いていたが判読できなかった

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赤色線がGPSログ
進行方向がわかっていても放射状になった尾根が迷いを誘う

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下ってくると峠(牛つなぎ広場)が見えた

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赤熊コースもここに合流

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ここからは再び登り返しとなるが踏み跡明瞭となる

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山頂が近づいてきてあたりの雰囲気も明るく変化

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いよいよあの先が山頂か!?

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山頂広場に出た

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三等三角点

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山頂モニュメントはケルンかと思いきや不動明王像の磨崖碑だった
裏側には彫られた日付があるが判読が難しかった

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正面には銀色に光るナニカがあった
アルミホイルで包まれたおにぎりなのか石なのか?
あるいは銀色に塗られただけの石なのか?
はたまた「かんしゃく玉」の巨大なやつなのか?
眺めただけではよくわからず。
触るのが怖くて写真だけ。(^^ゞ

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山頂で出会った年配の単独男性に、
山頂から眺められる山のすべての名前を教えてもらったが覚えきれるわけがなく。

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寒風を避けて下りきったところはまさに休憩適地な良いところだった。

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ここで13時となってお昼にした。
山での火器の使用に関して
上の写真は撮影のために仮設置しただけの状態です。
実際にはモンベル製防炎「バーナーシート」を敷き、その上にテーブルを置いて
標準付属のものより大きいMSRのスタビライザーを付けて無風の場所で使用しています。

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今日はもうちょっと暖かくなると思っていたが寒くてソフトシェルは終始脱げず。

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植林の向こうの紅白鉄塔方へ進むと千ヶ畑への下山方向となるようだ

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ひたすら下りなので快適である

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グーグルマップにも記載のある「半国山登山道展望台」がここ。

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山頂からもそうだったが、霞んでいてあいにく展望は良くなかった。

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金輪寺の屋根の一部が見えた(写真中央)

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何の形跡も無かった城址跡を経て

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金輪寺へと下って行くと・・

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何やら石碑が並んでいた

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なんと、歴代住職の石碑だった

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石碑は左側ほど新しかった
手を合わせ、歴代住職に背後から見守られながらその場を後にした

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さらに下る

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やがて金輪寺が見えてきた

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本堂建立柱もみの木
付近には西国三十三ヶ所の三十三基の石碑があった

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金輪寺(きんりんじ)本堂

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参道の写真はこれ一枚しか撮っていないが思っていた以上に長く、
まるで金剛山の千早本道の五合目くらいから登山口くらいまでの長さを感じた。

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ようやく下山完了!
[ 2021/02/22 22:03 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(6)
またまた、あまり知らない山に行ってますね。
興味をそそられました。

この時期だけの低山歩きを堪能していますね。
[ 2021/02/23 00:12 ] [ 編集 ]
暑くなるまでの低山候補としていた山でした。
山名くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
なかなか個性的な山でしたので、なにかの名山にエントリーされていると思いきや対象外でしたが良い山でした。
私なら近畿百名山に含めたいです。

[ 2021/02/23 12:43 ] [ 編集 ]
残雪残る、キバラーさん認定?近畿百名山 [半国山・774m]
堪能されていますね。

私は2000/07/01、反時計回りで
①「歌垣山・554m」②「 半国山 」
③「深山・791m」④「大野山・754m」(猪名川町)でした。

アルバム中、過去のフイルム写真見ると
Kさん大の字、左 [半国山]・山頂看板 20年前と同じもの 。。

明日はmy「ザ・金剛登山」1111回目、46年の長きにわたり
続いています。
[ 2021/02/27 10:10 ] [ 編集 ]
一日で4座制覇されたのですね。
無線運用となると1座あたりの滞在が長くなりそうですが効率が良いですね。
20年前からあの看板はありましたか。
ということであれば磨崖碑もほとんど今の姿と変わらなかったことでしょうね。
明日は1111回のゾロ目とのこと、無事に迎えられますように。
昨日の雨で積雪があるようですので転倒にお気をつけください。
[ 2021/02/27 20:07 ] [ 編集 ]
キバラーさん
ご無沙汰しております。
ここ1年は本当に色々ありましたね。
でも、お身体回復された様で何よりです。
先日もブログを拝見していて、淡路島の山に登りたいなって考えていた矢先、今回はキバラーさん半国山登ってるやんって、読んでびっくり、おまけに私のルートを参考にまでしていただき恐縮しております。間口の狭い駐車場、私の道迷いの解説、山頂ケルンの謎のアルミホイル他、読みながらにやけてしまいました。これからもブログを楽しみにしております。そして、またもう一度お声をお掛けできる日を待ち望んで。
[ 2021/03/03 11:19 ] [ 編集 ]
こんばんは
コメントありがとうございます。
nono720さんとはお会いしてからはや2年経とうとしていますね。
山に登っていない日は実在しなかったようについこないだの事のようです。
今年は今月は今日は何もなさそうと思っていてもほんとに何があるかわかりません。
なんとなく半国山に登ってみようかなと思って情報を探したらnono720さんの記事に当たりました。
駐車地など参考になりました。
人それぞれ受け止め方が違うので、山ってほんとに行ってみないとわからないことだらけですね。
一本道でわかりやすそうな迷いようがないルートだと思っていたらあそこはまさかでした。
半国山は想定以上にいろいろ楽しめました。
またnono720さんのレコを今後も参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
[ 2021/03/04 19:28 ] [ 編集 ]
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