かまわぬ 「南十字星」山登りのマストアイテムに「和」を。しばしご無沙汰しております、バタバタしております。。
時間を見つけてなんとかブログ更新。
今まで取り上げなかったのが不思議なくらいの必須アイテム「日本手ぬぐい」。
昨年だったか、「日本古来伝統の手ぬぐいほど万能のなものはないよ」と勧められたのがきっかけ。
その時は、ちょっと古臭そうで麦わら帽子や畑仕事には似合うが、
山グッズとしてはどうだろ、濡れると重くなりそうだし・・という印象を持った。
山行きにはこれまで、タオルハンカチや化学繊維の速乾性のタオルをポケットに突っ込んでいた。
夏場には頭から滴ってくる大汗を拭いたり、沢で洗った顔を拭いたりと
常にウェットな状態になってしまうタオルは、時にはザックにぶら下げたりするも乾きは悪い。
また、使い込むほどに臭うこともあったりと良いこと無し。
ナイロン繊維モノの臭いの問題については重曹で解決はしているが、
ポケットにしか突っ込めないサイズもしかり、汗によるウェット感だけはどうにもこうにも不快なものであった。
日本手ぬぐいというと、アルプスなど山小屋の土産として売られているのを買って持ってはいたが、
登山記念的なものなので、日常的に使うにはもったいなくてしまいこんでいた。
たまたま急いでいるときにハンカチが見当たらず、仕方なく手ぬぐいを持っていくことにしたら・・。
使ってみたら快適この上ない。
手触り、顔を拭く時の自然な感触、濡れてもすぐに乾き、しかも臭わない。
日本手ぬぐいの完全勝利!
ポンピン堂 「栗」 ひとつひとつの柄に名前がつけられているのが興味深いバンダナじゃダメなのか?
素材は似ていても日本手ぬぐいとバンダナは決定的に違う。
木綿の平織りの布である日本手ぬぐいは、大きさが絶妙でクビに巻くのにもちょうど良い。
水切れをよくして早く乾かすことで清潔さを保つための工夫として
端っこが縫われていないのがバンダナとの最大の違いである。
自分の場合、主な使い方としては、
普段はハンカチ代わりにポケットに突っ込んでいたりするが、
人一倍寒がりで汗をかきにくい自分でも、さすがにクソ暑い夏場の低山登山では大汗かきまくりで、
どこから湧くのかとめどなく汗が流れてきて、
ちょっと下を向くだけでメガネレンズに滴って前が見えなくなったりでもぉ~って感じ。(´ `)
そんなこんなの水分まみれでも、
・クビに巻いておくと日焼け防止にもなって、額や濡れ手をすぐに拭ける。
・頭と帽子の間に挟んで、あたかもロン毛のようにすることでサンブロックスクリーン代わりなりつつ
汗もどんどん吸収していって放出。
・登山の後の温泉では、カラダを洗う入浴タオルに早変わり。しかも肌がツルツル。などなど。。
気がつけばいつの間にか乾いているという摩訶不思議な日本手ぬぐい。
日本古来の使われ方としては、
布巾、風呂敷、被り物、包帯、入浴タオル、前掛け、おしめ、ハチマキ・・・などがある。
もぉ日本手ぬぐいだけでこの夏を制したと思って良いでしょう。(≧∇≦)
今後将来、もはやハンドタオルやハンカチには戻る気すらしなくなった。
名前や柄に惹かれてついついもう一枚と買ってしまえる手軽さ。
そして何通りもの使い道がある万能さ。
そんな日本手ぬぐいを買おうとしたら、どこで扱っていて、どんなのが良いのだろうか?
という点が気になるところだと思われるが、これについては種類が多くて明確な答えは無い。
つまり、日本手ぬぐいの基本仕様が満たされているものならどれでも似たようなものとも言える。
そんな答えではみなさんの物欲を到底刺激できないと思われるので、
自分なりの最適解をちょろっと述べさせてください。
【基本仕様】 日本製である。
上質な厚手の晒し生地を使用し、注染という昔ながらの染め方で職人が染めたもの。
サイズはほぼ決まっていて縦90cm✕幅35cmで、端っこが縫われていないのが特徴
商品一品一品に個性ある名前が付けられていたりする。
【価格帯】 2千円前後以上の手ぬぐいともなると、もはやコレクションや観賞用の世界なので除外。
千円台のものが気兼ねなく使い込めて、気に入った柄次第で買い増しできるのでベスト。
染めていない白地部分の面積が多い柄ほど安い。
【所有しているブランド】 ・
ポンピン堂(本品堂) 柄のセンスがとても良い
・
かまわぬ 種類が豊富で定番品と季節モノがある
・
竺仙(ちくせん) 天保十三年創業 浴衣で有名な呉服屋
これらは百貨店や和の雑貨を扱っている店で容易に入手できる。
ちなみに、いちばん気に入っているのはポンピン堂の手ぬぐいである。
千円程度のモノで無条件に貰って嬉しいのは、手ぬぐいとTシャツ(Lサイズ)ぐらいかな?
竺仙 お手ぬぐい (廃版柄)
【その他のブランド】 ・にじゆら・・・女性向けの現代風デザインという印象 なんと大阪の中崎町に本店 機会があれば買いたい
・中川政七商店・・・手ぬぐい専門では無いが機会があれば買いたい
ところで、手ぬぐいのうんちくだけで本が一冊くらい書けるのではないか?と思っていたら、
すでに世の中にたくさん出ていた。(^^ゞ
▼下のamazonリンクは、ボタンではなく写真のほうをクリックすれば詳細が確認できます。かまわぬ 手ぬぐい百科は面白すぎ!(≧∇≦)
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僕も山小屋へ立ち寄った際には必ず手拭いを
購入していますがキバラーさんと同様に記念的な意味で
購入していますので何枚かは未使用のままです(笑)
1枚はヘルエットを包んでいます。
ヘルメット使用時は頭を包めますので重宝しております。
登山中は速乾性のタオル(登山用品店に売られている物)
を使用してます。下山後の入浴でもこのタオルです。
大昔から売れらている手拭い・・・
現在でも売られているのはやはりいい証拠なんでしょうね。