蓼科山頂付近にて【動画編】岩々、ガレガレの難路には悩まされるも山頂の荒涼感は独特シルバーウィークの貴重な晴れの最終日は久しぶりの日帰り遠征。
八ヶ岳連峰の独立峰、蓼科山(たてしなやま)へ。
すでに季節は山登りのハイシーズンに突入していることに鈍感になるほど
今年はしょっぱなから新コロなどいろんなことがあって地元に引きこもりがちだった。
世間は令和に入ってからロクなことが無いが、
世界に影響を与えるような大きな存在でもないので
多くを望まなくても身近にある小さい楽しみを見つけるだけでも十分なのであった。
本来なら泊まり宴会付きとかでゆったり行きたいところであったが
平日が休めない人もありで慌ただしい日帰り遠征となった。
それでも結果的に得るものは大きく、遠征できて良かった。
前日23時に地元待ち合わせ場所を出発、
運転を交代してもらいながら、近畿道、第二京阪、京滋バイパス、
名神、中央道と乗り継ぎ、諏訪ICで着陸。
下道もそこそこ長く、七合目一の鳥居付近の駐車場に到着は4時過ぎ。
車中で2時間の仮眠。
6時15分に目を覚まし、準備が完了し登山口の一の鳥居に7時ちょうどに集合。
いきなり標高1900mからのスタート。
しかも最初からのガレ場ステージは、登るほどにさらにガレガレしてきて
ピストンでの下山を思うと転けずにおれないような悪路であった。
途中の将軍平にある「蓼科山荘」までコースタイムで1:30である。
その間、ほとんど植生や風景が変わらず単調で撮影するものが無い
という調子であったが、
唯一「天狗の露地」という登山道から逸れたところに展望ポイントがあった。
そこからは遠く北アルプスの槍ヶ岳が確認できるなど開放感にあふれていた。
そんなこんなで1:45のコースタイムで「蓼科山荘」に到着。
目を引いたのが「ハンバーグのせカレーライス」。
帰りに必ず食べるぞ!と誓い、登山再開。
そこからのステージはさらに大きな岩々のステージとなり、
さらには傾斜角も大きくなって足を高く上げながらとなるので
これが遅々として進まない。
グリップの効く岩ステージは昔はもっと好きだったけどなぁと考えながら。
振り返ると展望が開けてきたと思っていたら山頂直前の「蓼科山頂ヒュッテ」に到着。
小休憩し、そこから5,60mほど先にある山頂へ。
山頂といっても棒が一本立っているだけで、独立峰である蓼科山山頂は
だだっ広くて平坦であるが、岩々なのは変わらない。
一周しても面白かったかもしれないが、この岩々はたいがいウンザリしていたので
大休憩した後は一目散に蓼科山荘を目指して下山開始。
下山は登りに比べて油断ならないのでカメラも片付けて撮影なし。
ようやく蓼科山荘まで下りてきたところでハンバーグのせカレーを注文するも
ちょうど売り切れた後だった。
まぁこんなこともあろうかと思って買っておいたオニギリを2個摂取。
手ぬぐいやビール(持ち帰り用)を購入。
さて、浮石だらけのステージとなるので、ストックを出して下山に集中。
単調なピストンなので下山時は撮るものもなし。
まだかまだかのガレ場続きで想像以上に長く感じた下山であった。
コースタイムの短い登山で楽ができると思ったのにけっこう疲れた。
下山完了は14:30とゆっくりしたにもかかわらず早めに終われたので、
これからはお楽しみタイムで蕎麦+源泉温泉へ。
蕎麦屋は早く閉まるために温泉より優先させた。
もっとゆっくり周辺を楽しめると思ったが、温泉を出たらそれなりの時間。
帰りの運転はどろんどろんに眠く、ほとんど運転してもらったかも。(^^ゞ
写真は以下より。