蓬莱山山頂にて
ぽぉさん、うっちぃさん、みねごん、
こーじさん、
風音さん、
Kazzさん、キバラー
【動画編】まさかの小雨スタート、強風、ガス、日差し明るい落ち葉の絨毯のご褒美【ルート】
平(だいら)バス停-アラキ峠-権現山-ホッケ山-小女郎ヶ池-蓬莱山
-(バリエーション)-森山岳-長池-オトワ池-(バリエーション)-
北山直下-林道第二カーブ-坊村(駐車場)Kazzさん、こーじさんとのセットでは
金剛山でご一緒した2014年11月以来。
風音さんはというと、昨年、
Kazzさんとともに武奈ヶ岳へ。
そんなこんなでご無沙汰で、このたびひさびさにご一緒する機会に恵まれた。
ぜひ蓬莱山にという希望で、それならば裏比良から縦走して琵琶湖一望を!
とのことで、一度は平日に公休予定であったが天候不良で流れ、
今回こそはと、日本海側の天候がやや芳しくない感じではあったが
どちらかというと午後に向かって回復基調だったので実施することにした。
平日組だった元パティシエ風音さんとも日程が合ったので、
だったらお馴染みメンバーでワイワイと大人の遠足を企画。
第1案は蓬莱山ピストン、第2案として時間と余力があれば坊村へ下山。
車2台で向かい、それぞれ坊村駐車場と、平バス停近くの私有地駐車場へ。
私有地駐車場の看板に電話番号が書かれてあったので
電話をして断りを入れ、500円を投函。
柿を箱買いしないか?と言われたが、遅くなるのでと断った。
そういえば看板に「わさび」が必要なら連絡してと書いてたな。
わさびなら欲しかった。。
まさかの小雨でスタート。
平バス停から取り付きの林道入口までのアプローチは、
ハイスピードで車が通過する、歩道が無い区間の鯖街道歩きとなる。
道路脇を歩くのは危険なので、なんとかならいかと地図を見ていたら
回避できそうな道を発見し、村中を通って林道入口前に出られた。
真新しいアスファルトの舗装林道をしばらく歩き、ドン谷から入山。
天気は回復基調のはずなので、コースタイムで約2時間ほどの
権現山に到着する頃には吹っ切れてくるだろうと思いきや
そんな様子はまったく無さそうなどんより空だった。
小雨ぱらつく植林帯の登りは無言になりたくなるようなひたすらの登り。
権現山ピーク直前で植林限界から抜け出したら、まさかの強風。(≧▽≦)
もちろんガッスガスで、視程30mくらいか?!
展望のある山なのかどうかわからないまま稜線歩きを開始。
山と高原地図では距離の割にコースタイムが短いことから
アップダウンはかなり緩やかだと思われる。
小女郎ヶ池の少し南まではうっちぃさんを除いて未踏である。
本来なら右手眼下に琵琶湖を見下ろしながらごきげんな縦走が楽しめるところ。
眺めるものは無く、ひたすら歩くしかないのでコースタイム短縮になるか?
前に蓬莱山に登ったときに時間切れで行けなかったあのホッケ山に到着するも
空模様は変わらないどころか、かなりの強風でカラダ持ってかれそうになる。
最近こんなパターンが多いので、体感温度測定用に風速計を買わないとなぁ。
(^^ゞ
展望が無いまま小女郎峠に到着すると防寒着を着用中のハイカー多数。
せっかくなので小女郎ヶ池へと向かう。
近くにお越しの節はぜひお立ち寄りくださいって感じで、
何をするわけでもないのについつい誘われてしまう不思議な池。
琵琶湖が見えないので、せめて小女郎ヶ池の水面でも眺めとけって感じ。
いつもは穏やかな小女郎ヶ池は、強風で水面が波立っていた。
防寒着で温度調整をしたところで小女郎峠まで戻り、
最終アプローチ、蓬莱山までコースタイム約30分の登りをノンストップ。
蓬莱山山頂はあいかわらず展望無しで超絶強風であったので、
なるべく風の当たらないリフト駅舎の陰を選び、シートを広げて食事。
みなさんから差し入れ。
うっちぃさんの大学芋は味付けがバージョンアップ。
みねごんケーキは、Kazzさんの迷彩柄イメージに合わせて作ったパウンドケーキ。
風音さんからは、もう買えなくなった幻の風音バウム。
それにしても持ってきたウェアをぜんぶ着込んでも寒いくらい。
ネットに当たる風の音がまるでジェット気流のようにゴーゴーと当たる。
さすがにリフトは止まっていた。
当然止まっていると思われた日本最速を誇る巨大なロープウェイのゴンドラは、
強風?なにそれ?って感じで涼しい顔して動いていた。(@@;
こんな日でもハイカーはそこそこ多かった。
食事が終わる頃には空模様が徐々に回復へ。
琵琶湖の展望もバーンっと広がってきたので一同、テンションアップ!
お手洗いのあるリフトの麓駅まで下山し、そしてすぐ登り返し。
今度は展望のありそうな稜線歩きでピストンもいいけど、
せっかくなので落ち葉の絨毯の森山岳周辺を案内したいと思ったので、
時間はタイトながらも第2案を実行することにした。
ここを歩く際は地図は携帯、できればGPSまたはスマホも。
地図読みはもちろん、ルーファイのスキル要で、
道迷い遭難も発生している山域なので要注意。
期待通りの真っ赤な秋が待っていたので来てよかった。
昨年、arajinさんの案内で歩いてから早いものでちょうど一年経った。
まるで先日の事のようであるが、月日はそんなに一瞬ではなく、
日常生活においていろんな出来事があってそれらをくぐり抜けてきたのに、
ここは昨年と何ら変わっていないのでまるで時間が止まっていたかのようだ。
そんなこんなで短い秋を感じながらオトワ池に到着。
さてここからは全員未踏のバリエーションでの下山となる。
白滝山を経由する伊藤新道だとコースタイム通り歩いても日没アウト。
下山ではワサビ滝周辺がやや危険で、遭難事故も発生しているエリア。
裏比良山麓にお住まいの
FLATさんから、林道第二カーブからオトワ池に直接上がれる
安全なルートがあると聞いていたので、そこをルーファイにて下山に利用。
小さなミスであるが、北山P695を通ればスムーズだったかもしれないのに
登り返したくない(楽しようと)と思った結果、余分に時間がかかってしまった。
日没までにぜったい下山することを最優先としたのでややハイペースとなったが
みなさんのレベルが高く、全員怪我もなく無事着地で終えることができた。
天候全部入り、寒い一日ではあった比良の魅力に気づいてもらえたら幸いだ。
ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました。
その他の写真は以下より。