金剛山 展望台にて【動画編】それぞれの曲がり角【ルート】
登り:カトラ谷ルート
下山:念仏坂+車道先週末は台風11号が土日に跨って上陸したり、台風一過後もすっきりしない空模様が続き、
町内会行事が順延になるなどで4日間も休日が潰れたり、
直前の計画も立てれらないほど天気に振り回された盆休みだった。
それ以外にもまぁいろいろあってブログ更新も停滞ぎみに。
このままフェードアウトしそうになっていたが、それぞれの事情や苦難を背負って、人それぞれが自分なりに山と関わり
時間をかけてブログやヤマレコを書いているわけで、自分なりに覚書きとしてでも続けるべきだという結論に。
発生場所の予測のつかないゲリラ雷雨を伴った前線が通過中の連休。
そんな時でも手軽に登れる金剛山は実に懐は大きく、よほどの事が無い限り行く手を阻まれることがない。
連休中の山行きは、そんなこんなで空いた時間を利用して体力維持のためにこの金剛山に何度か登った。
幸い、いずれも雨に遭うことはなかった。
最終日の今日は久しぶりにカメラを持って登ったが、笑ってしまうほど汗が止まらない登りの暑さに、
はっきり言って撮影どころではないと思った。(^^ゞ
たまには花でもと思っていても、ぜんぜん見つけられない中、
カトラ谷の難所近くで唯一、花を見つけたのがイワタバコだった。
それでも撮ろうかやめようか、おもいっきりかがまないといけないし、かがむと汗がメガネに滴って。。
やっぱりやめた。
どちらかというと花よりも儚なく、移ろいゆく存在である「人」を撮るほうが好きである。
この暑さの中でも花の写真をたくさんアップされてらっしゃる方には脱毛の思いであった。
沢ルートはさすがに清涼感を感じる。涼しい風が下りてくる。流れる音もまた心地いい。
顔を洗ってはサッパリ、の繰り返し。
カトラの湧水は相変わらず冷たい。
沢と別れてからは登りに専念する。
せっせと登り続けるとすぐに心拍が早くなってきて息が上がる。
心臓にあまり負担をかけすぎないように休み休み。
真夏の低山は金剛山だけでも十分だよなぁ、それとも体力が落ちてきてるのかなぁなんて考えながら。
かつて「山に登り考える」っていう名前のブログがあった。
ほんと黙々と山を歩いているといろんな事が頭を巡ってはじっくり考えられて、
アイデアも浮かぶし、解決方法も浮かぶし、ほんと考え事するのにはとても良い。
ラストスパートの急登をクリアすると山頂広場はすぐそこに。
時間が時間だけに下の広場には誰も居ない。
時計台のある国見城址広場に上がってみると3名ほどいらっしゃった。
山頂気温は22℃で、そよ風があって涼しい。
休憩がてらに空撮後、捺印所で365回目の押してもらって「ちはや園地」のほうへと移動開始。
売店前には2人ほど居たが、そそくさと去っていく。
しずかな夕方だ。
展望台まで誰にも遭わず。
盆休みも今日までなので、いつまでも残っている人は居ないんだろうなと展望台に上がると人が居た。
本格的なビデオカメラで撮影をしていたプロの方たちだった。
ちょうど片付けを終わって下りるところだった。
誰も居なくなった展望台でまたまた空撮、そして暮れゆくく空をタイムラプス撮影。
天高く、まるで秋の空のように澄み渡ってる感じがした。
すっかり暗闇に包まれると、空は満点の星。
時折、流れ星も。
ちょうど上空が空路になっていてひっきりなしに旅客機が飛び交う。
惜しむべくはこれらの光跡を長秒撮影で撮ることを忘れたのに気づいたのは、
夜景の写真を数枚撮って撤収してからの事であった。
さぞ流れ星のように無数の線を星とともに撮れたのになぁと。
下山は念仏坂から。
途中、ちはや園地を通りかかったら、香楠荘の宿泊客がまさにナイトハイク?散歩?の最中で、
さらにはキャンプ場にも人が居ていくぶん賑やかだった。
漆黒の闇の中を歩く侘び寂び感がたまらない。
慣れない山でこれ(ナイトハイク)をやると心ぼそ感は半端ないと思われる。
百ヶ辻からは舗装路歩きでまつまさ駐車場へ。
今日も山に来れてよかった。
その他の写真は以下より。

山と高原地図+GPS軌跡


カトラ谷ルートの隠れオブジェ 見つかりそうで意外と気づかない?!

夕暮れの山頂気温は22℃

夕焼け分岐点


夕日のさす場所


展望台

還らざる空

展望台上空にて

遥かに照らせ 奈良側

ちはや園地上空

日没直前

香楠荘に夜の帳が下りる

大阪市内の夜景