愛宕山山頂 愛宕神社前にて ★ヨー君と
【動画編】平日の愛宕山、一期一会の出会いアリ【コース】
清滝有料駐車場(7:30)-(渓流沿い)-落合橋(8:00)-(舗装路)-保津峡取り付き部(8:28)-
-米買い道との合流(9:28)-表参道合流(10:00)-水尾分かれ(10:10)-旧愛宕鉄道駅舎(10:15-30)-
-花売り場(10:45)-黒門(11:99)-愛宕山境内(11:05-12:45)-愛宕神社(12:47-13:10)-
-竜ヶ岳(14:05)-龍の小屋(14:45-15:10)-清滝有料駐車場(17:00)
【前回までの愛宕山】 一回目・・・2月10日(日) 二回目・・・2月24日(日) 三回目・・・3月17日(日)パートⅢまでの全3回で愛宕山域の全貌をほぼ掌握したつもりであったが、
なぜか今年はやけに愛宕山に縁があるみたいで第四回目を登ってきた。
夏場の愛宕山の様子は知らなかったのでちょっと楽しみなのと、
それとやはり金剛山みたいに不思議と落ち着くのだ。
高低差は金剛山の約2倍あり、山頂には売店すら無いのにどこか金剛山みたい。
金剛山と違う点としては、愛宕山の裏側には広大な自然林あふれる森が広がっている。
今日なんかはいがぐりの海かと思うほどおびただしい量の栗に歓迎されて。。(≧∇≦)
なかなか都合が合わなかったヨー君と2人で山登り。
ヨー君なんて馴れ馴れしく呼んでいるが、山の大先輩だし、歳上だし。(^^ゞ
穂高連峰へ行くにも地下足袋に手縫いのゲイターなど
ホームセンターで手に入るもので間に合わせる個性派。
その器用さはパティシエの資格だけにとどまらず縫い物や道具の制作までと幅広い。(@@)
当ブログには
昨年11月の岩間噴泉塔以来の登場となる。
このところの土日が地域行事で山に行けないので今日は公休を取っての山行き。
あいにく台風24号が迫ってきていて天気が悪そうなので遠征も無理。
雨にあいにくそうな山域を考えたら愛宕山が思い浮かんだという次第。
コースバリエーション豊富で本道エスケープも可能なので
金剛山よりたっぷり歩きたいが、雨が降りだすとすぐに撤退したいときにも好都合。
ただし、河内から京都への移動なのでそれなりにコストはかかる。
途中、嵐山の渡月橋の近くを通るのだが、
台風18号の爪痕の痕跡を探すほうが難しいくらいのめざましい回復ぶり。
帰りには渡月橋を車で渡ったが、中洲の商店なんかも営業していて
あの時の空撮映像が幻であったかのようで、
紅葉目当ての観光客を全力で受け入れる体制が完了しているかのように見て取れた。
清滝有料駐車場に着いたのは午前7時すぎ。
トンネル手前の無料駐車場に停めようか迷ったが、
平日は半額の500円なので体力温存のためにトンネル越え。
午前7時30分、駐車場を出て正面の橋を渡った後に左へと進路を取り
民家を抜けたところにある赤い橋のたもとから京都一周トレイルのコースである
渓流沿いを南下していく。
ここを歩くのは今年の第二回目のときにも歩いているのだが、
台風18号の爪痕が生々しく残っていて、頭上の木にはあの時に流されてきたゴミが
あちこちにひっかかっていて、いかに水量が多かったのかが容易に想像できた。
落合橋手前の流れ橋のあるところからは、第二回目で歩いた植林ばかりだった買い道への
分岐点があったが土砂に埋まっていた。
今回は落合橋まで取り付いた後、保津川の流れを眺め下ろしながら延々と舗装路を行く。
対岸に保津峡駅が見えるところを過ぎてまだしばらく歩く。
そろそろ尾根の取り付きを見つけないと・・と思いっているとそれらしい所があったが
GPSの破線の登山道の取り付きはもう少し先になっているのでさらに歩こうとしていると
前から男性がやってきて「どこ行くの?」と聞いてこられたので道を尋ねてみると、
「あんたら運がいいよ、教えてあげるよ」と連れてくれたところはさきほど疑っていた場所だった。
どうやらこの男性は御年81歳で、東京からわざわざ愛宕山に長年通っているらしい。
20代の頃から山登りしているとかで、過去には海外や全国あちこち登られて
最終的に愛宕山に落ち着いたのだとか。
東京からやってきて京都で前泊して最近はいつもこのルートを整備しながら登っているのだとか。
一緒に歩きながら、経験者が語るいろいろと参考になるお話を聞かせていただいた。
「山にはベテランなんて居ない」ことや、「リタイヤしてから山を始めた人の多くは、
たかだか5年くらいの経験で自分をベテランだと思い込んで遭難する」など。
米買い道との合流ポイントまでご一緒させていただいたが、そこから先の急登は
歳なので我々の足には到底追いつけないので先に行ってくれとのことなのでお別れをする。
そんなこんなで急登をぜーぜーはーはーしながら登り切って表参道(金剛山の千早本道みたいなもの)
に合流したが、まだ7合目(28/40)である。
水尾分かれからは表参道から一時離れて、ヨー君を旧愛宕鉄道の駅舎見学に案内した。
駅舎前の広場でしばらく休憩を取る。
ふたたび表参道に復帰してからは一気に山頂を目指す。
なかなかたっぷり歩いてきたので腹ペコである。
と、その時、あの男性にふたたび遭遇。
我々が駅舎見学と休憩をして山頂に登ってくる間に、男性(西浦さん)はすでに山頂に到着して
お昼を済まされた後だった。
時間があれば地図にない道を案内してくれるところであったがここで一期一会の別れとなった。
またいつかお会いするときまでお達者で。
台風の影響で山頂は風が強めだったので、風を避けて2転、3転場所を変え
少々暗い場所であるが休憩所の中におちついた。
今回はヨー君特製の鍋をご馳走になって満腹に。
どうもごちそうさまでした。
たっぷり休憩した後、愛宕神社に登って参拝。
下山ルートは首なし地蔵に直行するルートか、竜ヶ岳から龍の小屋経由で首なし地蔵へ行くか
天気を考えると迷ってしまったが、せっかくなのでたっぷり歩ける竜ヶ岳経由のほうへ。
ほどなく雨が降ってきたのでザックカバー取り付け、傘を差してボロ雑巾になりながらひたすら歩く。
愛宕山の裏は自然林の宝庫であり、紅葉、落葉シーズンがさらに良さそうである。
自然林の宝庫では、おびただしい数の栗が落ちていた。
竜ヶ岳からは激下り。
途中、なんでもないところで踏み抜いて転倒して一回転してしまった。(^^ゞ 怪我なし。
沢に降り立ってからは沢伝いにしばらく歩いたところにある龍の小屋でティータイム。
あいかわらず雨は小雨ながらも降り続いている。
首なし地蔵に到着してからも休憩することなく一気に下山へ。
下山完了は17時ちょうどであった。
雨には降られたものの、たっぷり歩けて楽しい山歩きであった。
その他の写真は以下より。

GPS軌跡+山と高原地図 ★清滝スタートの時計回り周回

清滝有料駐車場を出てすぐの橋を渡ると表参道登山口

ヨー君の後ろの鳥居が表参道登山口

民家を抜けた赤い橋の下の渓流沿いを行く

紅葉すると綺麗そうな歩道橋の上

渓流沿いを行く




「米買い道」の取り付きが埋まっている

流れ橋にはたくさんの流木がひっかかっていた

落合橋にて

鉄道は山陰本線嵯峨野線

東京から通っているという男性と遭遇したので道案内していただく

「いろんな山に行ったけど、ここが一番良い」とのこと。

右手の植林は米買い道が合流してくるところ

米買い道との合流地点 ここからは急登となるので男性を別れた

急登をクリアして表参道(金剛山の千早本道みたいなもの)と合流

水尾分かれ

旧愛宕鉄道駅舎

遠い昔に思いをはせて賑わっていた頃を想像してみる

親(74歳)が幼い子どもだった頃に栄えていた

花売り場跡

この看板をよく見ると、クビツリ禁止と書き添えられていた

黒門


風を避けて最終的に休憩所にてお昼を摂った

コンビニで「カニパン」を見つけたらぜったいに買う

ヨー君特製「ちゃんこ鍋」を振る舞っていただいた 美味しかった 真似したい

ヨー君は山の会「龍門組」に所属とのことでバンダナショット。

ただの白いハンカチに文字を印刷したものを縫いつけてあるだけかとおもいきや
山の絵が文字がうっすらと透かしのように入っていて凝った作りとなっている。
これは複製不可能だ。しかも、縫いつけてあるのではなく貼り付いていた!


展望はイマイチ

完全に雨。。

おびただしい数の栗

竜ヶ岳ピークにて


龍の小屋
