『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分29秒)登り:朝原寺跡ルート(初)
下山:マツバカケ尾ルート(湧出岳より)
いったいどうしたことだろう。
今日はまったく足にチカラが入らなくて登るのがつらかった。
気力はあるのに、カラダがついてこない。
まるで初めて登山をしたかのように、最後の方はちょっと登っては休憩の繰り返し。
お付き合いいただいたkatsuyukiさんにはご迷惑をおかけました。
もしかしてシャリバテ?と思ったが、チョコレートを食べてもパワーは回復せず。
考えられる要因は、おそらく今日が蒸し暑すぎたからかも。
いつもの中厚手のジオラインのインナーに、いつものアウターでは汗だくになった。
暑くて湿度があると調子が出なくなるものだろうか。
ちなみに花粉症の症状は、山に来ると不思議なもので、まったく出ない。
(今日はティッシュすら使わず)
さて、今日の登りは未踏の「朝原寺跡ルート」だ。
起点はいくつかあるようだが、今回は百々川ルートの起点の近くからスタートする。
高天の駐車場を8時20分前に出発し、
横移動をして橋本院ルートの起点を左に見据えながら直進して植林地帯をどんどん北へ進む。
途中、わかりにくい分岐がいくつかあったが、方向感覚を頼りに行くと沢へと降りていけた。
その沢こそ、まさにあの「百々川ルート」そのものだ。
百々川ルートのどのあたりに出たのかと思ったら、かなり登った場所だったので、
もうこのま百々川ルートを最後まで登ったほうが早いだろう。
これを逆方向に苦労しながら足場の悪い沢を下山するわけだから、
下り終わったときにはすっかり疲れてしまった。
もうこのまま帰ろうかと思ったほどだ。
どんどん山麓線のほうへ向かっていって、ようやく朝原寺跡ルートの起点にたどり着く。
その起点の雰囲気が、どこかうら寂しげで、なんとなく人を寄せ付けないようなムードが漂っている。
うら寂しげなのは奈良側ルート全般に共通するが。(除く:郵便道)
登りはじめてしばらくは迷いそうになるが、まもなくしっかりと付いた道を認識できるようになった。
前半はどちらかというと他のルートには無いようなコース変化に富んでいる。
ただの単調な登りではなく、大きく回ったり、蛇行したり、U字のような道を進んだり。
しかし、これがひたすら長い。まだかまだかで、ようやく朝原寺跡に到着。
いままで暑すぎたのに、ここに来て急に風が通って寒くなった。
朝原寺跡(といっても石垣とちいさな石像?があるだけだが)にて記念写真を撮ろうとするも、
なぜかいくら調整してもピントが被写体に合わない。
電源を入れ直したり、katsuyukiさんにも試してもらったり、
あげくはマニュアルフォーカスにしてみてもさっぱりダメ。
ぜんぜん違うものにピントが合う。
試しに違う方向に向けて、同じようにやってみると問題なく合焦する。
なぜか朝原寺跡のほうに向けるとまったく合わないのだ。 もしかしてなにかあるのか!?
撮影をあきらめ、どんどん進むも、足にチカラが入らない。
それでもがんばって登りたおして、ようやくダイトレに合流。
高天をスタートして二時間半以上経過。
ダイトレに合流してから一の鳥居経由で山頂まで30分かかった。
山頂11時5分の気温は4℃。
朝、出かけるときに確認した気温よりも下がっていた。
山頂では、いつも応援してくださっているナカイさまと久しぶりに出会う。
捺印を済ませて国見城趾広場に少し立ち寄った後、すぐに香楠荘に向かう。
今日は雨だと思っていたので、香楠荘で食事する計画だった。
下山は橋本院ルートの予定であったが、
途中、katsuyukiさんに湧出岳を案内しようと思い、
ダイトレからそれて湧出岳に登っていくと、途中に「ヒロセ道」という分岐があったので
そちらに下りていくも、途中で方向がわからなくなって引き返す。
再び湧出岳に向かって登っていくと、また「ヒロセ道」という分岐があって、
こんどはしっかり道が付いていたのでそっちを下りることにした。
リボンだらけでわかりやすい。
しばらく行くと、左と直進に分岐している。
左に行ってしまうと郵便道の入り口に出そうな方向なので直進することにした。
見慣れぬ道をどんどん下っていくと、あるところから見たことがある道に。
さらに下っていくと、過去に一度だけ通ったことのある道と記憶が完全に一致した。
その道は「マツバカケ尾ルート」だった。
最後には郵便道のかなり下のほうに合流した。
このルート上に石像があるはずなのだが、今日も見つけることが出来なかった。
まもなく沢の音が聞こえてきて、高天の滝にでる。
下山は50分ほどで高天の駐車場に到着した。
その他の画像はというと、こんなものしか撮るものがありませんでした。