トレイルランニングシューズ『Msイーサテック』
重さ:約684g
「バスク」と聞いても、日本であまり馴染みのないメーカー名だ。
しかし、高品質なアウトドアフットウェアメーカーとして世界で広く
知られているそうで、そんなバスクのポリシーは
「最高のフィット感」だそうだ。
そもそも自分もメーカー名からこの靴を買い求めたのではなく、
以前にモンベルの「
マリポサブーツ」を購入してからというもの、
マリポサブーツに搭載された「BOAシステム」があまりにも快適すぎて
ひも靴を履く気がまったく無くなってしまった。
今後買う靴は、BOAシステム搭載を絶対条件であると決めてしまった。
そんな折、あの
ダイトレ縦走でも使った5年ほど前に買った
ナイキのトレッキングシューズ(ウォーターシールド)の底がめくれた。
普段履きしていたある雨の日、靴下が濡れてしまったので、
ウォーターシールドという名のとおり、防水がウリ(ただし蒸れるが)
のはずなのにおかしいなと思っていたらそういうことだった。
靴底のソールはだいたい4、5年で履いても履かなくてもベロ~~ンと
めくれるのだそうだ。
買ったままあまり履かずに大事に温存していても意味が無いというわけだ。
そこでついに買わなきゃいけなくなったので、
そういえば、りんくうプレミアムアウトレットの「ザ・ノースフェース」で
サイズが大きいからか、ずっと売れ残っていた「Arnuva 50 Boa」という
BOAシステムが搭載されたシューズがあったなぁと買いに行ったら売り切れていた。
アウトレットで前にあったからといって、もう一度行ってもあるわけないのが普通だが、
以前、モンベルのアウトレットで、自分サイズの登山靴の旧モデルが、
いつ行っても売れ残っていたということがあったので、
少しは期待していたがダメだった。
しかも29cmだの、30cmなんてサイズは通常は置いていないそうだ。
他にも、モンベル「GORE-TEXマリポサジョガー」という「マリポサブーツ」と違って
丈が足首まで無いシューズもあるが、ちょっと予算的に厳しかった。
仕方なくネットでいろいろ調べてみたら、これまた最近お気に入りの
A&Fカントリー(アウトドアのセレクトショップ)のバスクの『Msイーサテック』
というプロダクトがBOAシステム搭載だということを知って、
さっそく会社帰りになんばパークスのA&Fカントリーに立ち寄ってみたら
たまたま自分サイズのものが、色や種類の選択の余地もなく、これ一足だけが
在庫にあったので買ったというわけだ。
買ってから、この色はどうやって合わそうかと苦労しそうだと思った。
ちなみに『Msイーサテック』は、トレイルランニング用のシューズなので、
通気性抜群で徹底した軽量化が図られている。(防水ではない)
これを履くと、まるで紙でできた靴でも履いているかのような驚くべき軽さを感じた。
普段履きなんてもったいない、登山じゃなくてトレランでもやろうかなと
考えてしまうほど足が勝手に走り出しそうに思うほどの快適さ。
ダイトレ縦走の時にこれがあったらどれだけ良かったことだろうか。。
BOAシステムさっと履いて、クルクル回してさっと締められる。
カチッっと引くと、すぐに緩められて脱げる。
登り下りで締め具合を変えたり、休憩時にちょっと脱いでみたりのすべてが
片手で完結するのだ。