御池岳山頂にて
【動画編】鈴鹿最高峰は白銀のテーブルランド【ルート】
R306滋賀側ゲート前-鈴北岳-御池岳山頂-テーブルランド-
山頂-鈴北岳-鞍掛峠-(林道)-ゲート前駐車地ヤマレコはこちら雪山は晴れるとキレイだろうけど、
きっかけがないとわざわざ行くのは寒いしめんどくさいなぁと出不精に。
ほとんどの気になる山には登ってきたつもりだし、
だんだん山登り熱が冷めて来てるんじゃないか?なんて思いながらも
いざ行ってみると、やる気スイッチが入ったりするものだ。
要するに初動のパワー不足というか。
今年は西日本の名だたる名山か、台湾の山にでも登ってみたい
という思いを爆発させないとテンション上がらんなぁだ?!
いやいや、まだまだ魅力ある山をわかってないんだろな。
そんなかんやで、おなじみメンバーが久しぶりの再会は
冬には登ったことがない武奈ヶ岳への予定が、
日本海側に近い立地ゆえ、天候が芳しくない予報に変わったため
急遽作戦変更を考えるも綿向山や霊仙山とかは冬の定番すぎて人が多そう。
人の少なそうな静かな山が好きなので、
前日まで案にすら上がって来てなかった御池岳を提案。
それでも当日移動中の予報でも天気が怪しく、
もうちょっとでプランBの三上山になるところだった。(^^ゞ
朝3時起きで待ち合わせ、車2台にて近畿道、名神は
湖東三山PAで降りて国道306号で通行止めゲート前へ。
冬季通行止めかと思いきや、崩土で長期に渡って通行止めらしい。
駐車車両ざっと8台くらいのところに2台追加で10台くらいに。
スタート時は鉛色の空で降雪あり。
せっかくここまでプチ遠征してきたので行けるところまで行って
とりあえず冬の御池岳を少しでも体験できたらという感じでスタート。
スタートしていきなり崩落箇所を通過。
フレコンパックの古さからしても最近ではなさそう。
誰が設置したかアルミはしごは無くても乗り越えられる。
少し進んだところの沢が分岐するところの橋のところに登山届BOXあり。
ルートもここで分岐するが、踏み跡は橋の上へと続いていたので従う。
本来なら鞍掛トンネル端にある滋賀側か三重側の駐車場からの
取り付くのが一般的であるが、現在、鞍掛トンネルの前後ずいぶん手前で
完全通行止め(人も自転車なども不可)となっている。
自分の所有する山と高原地図は2016年版なので少し情報が古いと思われるので
もしかしたらリリースされたばかりの2019年版山と高原地図では改訂されているかも。
それ以前に御池岳は鈴鹿最高峰の素晴らしい山なのに
セブンマウンテンじゃないからなのか、詳細地図がサポートされていないので、
今回のように本来じゃない未踏ルートでのスタートは
様々な情報を総合して判断しなければならない。
スタート地点周辺は電波圏外なので、
オフライン地図はあらかじめダウンロードしておかないと詰むことも。
雪があると踏み跡がどっちへ続いているかでわかりやすいなぁと思いきや
登ろうと思っていた尾根の取り付きを見落としてあっさり通過。
100mくらい戻ってきて確かめると、こんなところに?ってな感じ。
いきなりの急登の尾根は、植林帯を抜けたと思ったら高圧線の鉄塔。
2本目の鉄塔をも通過して樹林帯を抜けるとぽってりとした雪景色に。
雪庇なんかも出来ていて、冬の厳しさが見て取れる。
鞍掛峠からの尾根に合流してしばらくすると、これぞ御池岳と思える開放感が広がる。
鈴北岳までこんなに遠かったなんて。。ずいぶん久しぶりなので忘れてた。
このあたりから晴れ間が出てなんとも美しい風景が広がる。
そしてさらに御池岳ピークまでの遠いこと。
お昼を満足に摂ることも忘れて御池岳未踏のメンバー2名のためにもがんばる。
時間も押してきていたのですぐに引き返したいところではあったが、
テーブルランドを少し眺めに行く。
長くなりそうなので話を端折るとして、そんなこんなで帰りはピストンを避け
鞍掛峠をめざして下りてきた。
ここまでは踏み跡たくさんあったのに、滋賀県側へのトレースが無い。
様子を見に行くと雪であぶなっかしいトラバースになっていた。
強行するのも危険を伴うので鉄塔まで戻り、となりの尾根まで踏み跡の無い中を
トラバースして移動して林道端へと下山した。
今回の積雪期だとルート的には登りに使った尾根のほうがスムーズで良かった。
それにしても青空と樹氷のコンビネーションはとても美しかった。
こんどは鈴北岳周辺でまったりするのも良いなぁと思った。
その他のたっぷりな写真は以下より。